【のりみっつぁんの遺志〜竹灯籠】】(1)
京丹後の観光公社さんのSNSで、阪神大震災の【1.17のつどい】へ向けて、竹灯籠を作って毎年送っとんなった京丹後市弥栄町木橋地区の「丹後竹筒グループ」が、今年で、作成するのが最後。
というのを読んだ。
故 吉岡功光(よしおかのりみつ)さん
通称 のりみっつぁん
以下 敬う気持ちで のりみっつぁんを使わせて頂きます。
市に合併する前の、旧弥栄町時代に【ガンバロウ課】言うんがあって、
ガンバロウ課言うたら、のりみっつぁん
のりみっつぁん言うたら、ガンバロウ課
言うくりゃあな、ハツラツとした方だった。
いっつも、シャキシャキしとんなって、
稲作シーズンに突入すると、作業場前で、振り返る笑顔が素敵で、元気よく働いとんなった。
地域でも、色々な事を、率先してしとんなったぁで。頼もしい、のりみっつぁん
阪神大震災当時
救援活動に行きなったのを機に、
1.17の集いへ
当初は、1人で竹を切って300本ほどの竹灯籠を作って、送っとんなった。
1.17の集いのテレビニュース画像見る度に
のりみっつぁんを、思い出して、
丹後の竹灯籠が、あの中に。
と、思ってテレビ見とった。
それから、3.11もあり
その際にも、救援活動で現地へ行っておられる。
さすが、のりみっつぁん!! だった。
体調を崩されてから、
その思いは、地域の方々へ受け継がれ、
「丹後竹筒グループ」として、13年間竹灯籠作りは継続されとんなった。
2024の 1.17の集い へ向けての竹灯籠には、間に合わなかったけど、急遽、作る過程をさせてもらう。
「今年は、◯◯さんげの竹切ろうきゃあ」
みてゃあな話しとんなったちゃうだろうか?
ロウソクが入れやしぃように、
内径も7センチくらいがベストだったみてゃあで、結構太さがいる。
綺麗げな、竹も選んで切り出しとんなったで、
ただ、竹切ってだにゃあ、思いが(≡ΦωΦ≡)
乱立する竹林の中で
「これがよげだど」
(この竹が良さそうだよ)
「こっちか倒しやしぃだろうで」
と、言いもって、おっちゃんらぁが、竹を切り出しとんなったと思われる。
正直、どの竹が、ええかわからなんだ。
節の間が広い “マダケ” が竹灯籠作成には最適なようで、
材質部は、薄め
弾力があり、建築資材や竹細工などに、使われるような竹
もう一つ、“モウソウチク”
節間が比較的短く、材質部は厚みがある
弾力性には欠け、竹細工には向かない
どっちも切ってみる
よく来れる愛用のノコギリ。
切れるだけど、最後の【しょしゃ】がわからん
(する事、やり方)
伐採する最後は、ノコギリがはさかるで、気をつけんなん。とか
倒れた時に、そのボディがしなやか🎋🎋ゆえに
最後跳ねる。とか
やってみな、わからん注意点
スパンッッといくと気持ちえぇ。
②に続く・・・(≡ΦωΦ≡)